アディスミューズが製作協力した「ルネ・ラリックのファッション図鑑」が箱根ラリック美術館で開幕

2025年03月21日

アディスミューズが製作協力した「ルネ・ラリックのファッション図鑑」が箱根ラリック美術館で開幕


当社原型師がマネキン製作に協力。ルネ・ラリックの没後80年と、箱根ラリック美術館の開館20周年を記念した企画展で。

株式会社アディスミューズ(本社:東京都中央区、代表:髙橋 拓也)が、ルネ・ラリックの没後80年と、箱根ラリック美術館の開館20周年を記念した企画展「ルネ・ラリックのファッション図鑑」で技術協力しました。


ルネ・ラリックのファッション図鑑(出典: https://www.lalique-museum.com/plan/ファッション図鑑展/


ルネ・ラリックが手がけた服飾アイテムが一堂に

19世紀末から20世紀初頭にかけて、ルネ・ラリック(1860-1945)は独創的なジュエリー作家として活躍し、多くの服飾品を手がけました。彼の作品は、アール・ヌーヴォーの流麗な曲線美とジャポニスムを反映し、宝飾界に多大な影響を与えました。

このたび、箱根ラリック美術館では、ラリック没後80年を記念し、彼が生きた時代のモードを紐解く展覧会「ルネ・ラリックのファッション図鑑」を開催します。
本展では、彼の作品をファッションの視点でピックアップし、図鑑形式で紹介します。中でも、彼の服飾アイテムをドレスに着装する初の試みが展示のハイライトです。
ぜひこの機会に、時代を超えた美の世界をご堪能ください。


歴史的な装いを引き立てるマネキンの製作

当社アディスミューズでは、ラリックの没後80年を記念して制作された、20世紀初頭のシルエットを復元したドレスのためのマネキンを製作協力いたしました。
19世紀末から20世紀初頭のドレスは、ウエストを引き締める曲線的なシルエットが特徴でした。この独特のシルエットを忠実に再現するため、衣装が最も美しく映えるマネキンを選定いただきました。
特注でオーダーいただいた腕部分、特に手先の形状については、当社アトリエにて打ち合わせを重ねながら加工を繰り返し、ご要望のイメージに仕上げました。

また、髪飾りの装飾品展示のため、ヘッドマネキンとウィッグも提供しました。当時のヘアスタイルを忠実に再現するため専門家に相談し、資料を基にスタイルの方向性を決定。色・形・サイズの細部に至るまでイメージに近づけながら、完全オーダーメイドのウィッグを製作しました。


ラリックの没後80年を記念して20世紀初頭のシルエットを復元制作したドレス


こうしてクライアント様ご協力のもと、綿密なプロセスを経ることで、展示品と調和し、よりリアルに当時の装いを再現することが可能になりました。
本展において、当社のマネキンが当時のファッションの魅力を引き立て、より深い理解へとつながる一助となることを願っております。


アディスミューズのマネキン製作とニーズに合わせたオーダーメイド

マネキンは、単に衣服を着せるだけでなく、ポージングやシルエット、細部の造形にこだわることで、展示空間全体で世界観を表現することが可能です。
アディスミューズでは、展示のコンセプトやブランドに合わせたマネキンの製作・オーダーメイドを承っております。ボディラインの調整、塗装やメイクのカスタマイズ、ポージングの変更など、多岐にわたるご要望にお応えし、原型師の手による細やかな仕上げを施します。
このたびの「ルネ・ラリックのファッション図鑑」のように、時代背景を再現する展示や、ブランドのアイデンティティを際立たせるディスプレイをご検討の方は、ぜひアディスミューズにご相談ください。




※こちらの内容は2025年3月19日PRTIMESに掲載したものです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000085218.html



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